配達用ドローンの一番理想な形はVTOLかもしれない?

最近、荷物の配達にドローンを利用すること話題になっています。
物流業界の新たな革新を起こすように聞こえますが、実にはそうかな?
投資を集めるプロモーション活動が多いだけだと見受けます。

配送用ドローンの一番理想な形はVTOLなのに、なぜか日本では、
マルチコプターの機体で配達しようとする業者は多いみたいです。
ジンドン社など、中国の大手の配達業者はすでにVTOLのドローンを試験運転し始めているようです。
クワッドコプターなどのマルチコプターのドローンは、もともとDJI社をはじめ、
空撮のために開発されたものです。構造はシンプルで、マイクロコンピュータを積んで、
素人でも非常に飛ばしやすくて、農薬の散布、警戒など、たくさんの業界に展開されています。

荷物の配達は、ついでに出来るみたいけど、もともとそのために設計されたものではない。
安全性、メンテナンス性の観点で、ドローンはモーターで駆動するのが多いですので、
稼働時間が多くても30分ぐらいしかありません。
マルチコプターの構造状で、早くとべないので、時速40kmで計算すると、飛行半径は10kmを超えられません。
実際には荷物積むので、5kmまで届くのが一般だそうです。

例え、5kgの荷物を運ぶ場合、飛び始めるから、届くまで、
モーターは常に5kg+機体重量以上の上げ力を出力し続けなければならない、効率は非常に悪い。
ちなみに、固定翼機なら、飛んでいる間、飛行重量の1/10ぐらいあればよいです。
マルチコプターはいくら優れていても、特に比較的に長距離の配送は向きません。

今の技術の壁で、危険ですから、ドローンは人の混む町では飛べません。
配達専用ドローンの一番導入しやすいところは、離島や、過疎地域間の配達です。
医薬品だけだと物足らない、少なくても、ECサイトで購入した6本セットの水、
プラス生鮮食品いくつか、一緒に届けてくれるのが理想ですね。
すると、現実に使えそうなドローンは以下のスペックに満たしてほしいです。
・最大積載量:20kg
・最大積載量時の飛行半径:20km

通常のマルチコプターなら、20kg+機体の重量で20kmまで飛ばそうとしたら、
バッテリだけでも非常に大変だが、VTOLなら、実現可能です。
離着陸のときはマルチコプターと同じように、垂直離着陸で、滑走路はいらない。
飛行するときはローターの方向を変更して、固定翼機のように飛びますので、
スピードも速いし、必要とするエネルギーもすくない。

オープンソースのフライトコントローラーpixhawk、すでにVTOLをサポートしています。
このハピネスシーを含めて、チャレンジしている人は多くなっています。
日本の離島間は、VTOLのドローンで、安くて速くて品質のよい配達は遠くないかと思います。

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